生命保険の資格について

生命保険の資格には、顧客の信頼を十分に得ることが出来る能力を有しているかを判断する「一般課程試験」があります。
こうした試験に合格した後「募集人」という資格が与えられ、さらに体系的に育成をするための教育制度として「専門課程試験」「変額保険販売資格試験」「応用課程試験」「大学課程試験」「生命保険講座試験」といった、業界共通の教育課程試験も行っています。

この業界にはもちろん、ファイナンシャルプランナーという資格を持った人も数多くいますが、生命保険会社では「アクチュアリー」と呼ばれる数理業界のプロフェッショナルの方々もたくさん活躍しています。
アクチュアリーの仕事は、生命保険会社全体の収支の分析が主な仕事となります。
最近では特に金融の自由化や少子高齢化により、商品やサービスの多様化が求められています。
それと同時に、会社の健全性も同じぐらい強く求められているのです。

こうした資格は今までの数理・商品開発部門に限らず、経営企画・リスク管理などのセクションにおいても大変重要なポストであると言えます。

生命保険の「募集人」という資格

生命保険業界では、「一般課程試験」を受けることが今では必須となっています。
こちらの資格は保険業法による生命保険募集人に関する試験であり、顧客に信頼される資質や能力があるかどうかを選別するために行われています。
生命保険会社や商品を取扱する金融機関社員・代理店などの社員が新たに募集人として職務に従事する場合に受験をします。
資格取得の際には金融庁長官に申請をし、登録する必要があります。

こちらは(社)生命保険協会が指定する所定の単位を履修後、「2ヶ月以内」に受験をしなければなりません。
毎月1回実施されており、合格すると保険の提案だけでなく、保険を含む生活設計や定年後のプランなどのコンサルティングを行うことが出来ます。
この後さらに専門課程研修を受講すれば「ライフコンサルト」の資格も与えられ、応用課程に合格すれば「シニアライフコンサルタント」といった具合に体系的なスキルアップを図ることができます。
顧客ニーズを満たす能力をアップできる上に、自身の資格もスキルアップできるのは魅力的なポイントです。


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