生命保険の試験

(社)生命保険協会の試験にはまず初めに生命保険募集人であるかどうかを見極めるための「生命保険一般課程試験」を実施しています。
それと同時に、生命保険募集人を体系的に育成するための教育制度として次のようなものがあります。

一般課程試験の後に行われるのが「専門課程試験」ですが、こちらは一般家庭で修得した基礎知識をもとに、保険販売に関する専門知識や周辺知識を習得する目的があります。
顧客ニーズへの基本的対応力を高めると共に、合格すると「ライフ・コンサルタント」の称号が与えられます。
その後実践を養成するものとして、「応用過程試験」があります。
こちらに合格すれば更に上の「シニア・ライフ・コンサルタント」の称号が与えられます。

その次のステップが「生命保険大学課程試験」です。
こちらではさらに専門的な知識の習得を目指しており、「ファイナンシャルプランナー」を育成します。
全6科目の合格で一定の条件を満たすものは「トータル・ライフ・コンサルタント(生命保険協会認定FP)」に認証されます。

生命保険一般課程試験

生命保険販売に携わる人が最初に受けるものとして「一般課程試験」があります。
こちらは基本的な生命保険に関する基礎知識の習得が目的で、商品を扱うのに十分な資質能力があるかどうかを見極めることが主な目的となっています。
交員や代理店・生命保険を扱う金融機関の営業マンなどが対象となり、一般試験に合格してはじめて「生命保険募集人」として金融庁に登録をすることができます。

一般課程試験は毎月1回実施され、各会社で30単位32時間の研修を受けてから2ヶ月以内に受験をすることになります。
合格すると財務局の登録前に15単位28時間の登録前研修を受け、登録語は1ヶ月間の実地始動を受けます。
その後業務委託説明会に参加し、すべて修了して晴れて「生命保険募集人」となります。

合格ラインは70点以上で、どちらかというと落とすことが目的ではなく「通すための試験」という傾向にあるようです。
テキストと問題集があるので、練習問題をしっかりと把握しておけばある程度の点数は取れるでしょう。
保険業界で働く人にとってはまさに「はじめの一歩」と言える試験です。


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