生命保険の苦情〜どんなトラブルが?〜

(社)生命保険協会で運営する生命保険相談所のリポートでは苦情事例の報告なども掲載されており、増加傾向にあるものとして「告知義務違反と言われたが、営業担当者から告知しないように言われたので告知していなかった」というような『給付金支払い謝絶』も挙げられています。
こういった営業社員の「契約獲得のみ」の勧誘で保険者が不利益となるもの、本人の認識不足から保険金が支払われないといったケースは苦情の部類としても上位を占めているようです。
特にこのケースは保険金、対処する時間などを考えるとかなりな労力を要するため、後からこのような苦情を避けるためにも、保険加入時にはしっかりと確認することが必要です。

次に多いのは解約による苦情です。
解約したいのに営業担当者が応じない、または解約手続き後に保険料が引き落とされたなどの苦情が目立ちます。
また、「知らない間に解約されている」と「契約者以外では解約できない」といった苦情が同程度あるのも気になるポイントです。

前者は言語道断のケースですが、後者はやはり契約時の事前確認が重要と言えます。

生命保険の苦情〜加入前の確認が最も重要!〜

生命保険の加入の際には、やはり事前に確認することが最も重要と言えます。
また、本当に自分のライフスタイルにあった生命保険かを判断することも大事でしょう。
そうした納得のいく生命保険選びが苦情回避へとつながります。

特に苦情の問題となっている「告知義務違反」のような支払い拒否は、加入の時点で防げるものです。
現症や既往症があるが、加入ができるかどうかは事前によく確認しておくべき点であり、営業員の「書かなければ大丈夫」という言葉には乗らないことが重要と言えます。
そもそも、営業成績重視の保険勧誘にも問題はあります。

また、内容の確認不足による苦情も耐えません。
生命保険に加入する際にはもし内容を変更したい場合にはどの程度可能なのか、見直す場合にはきちんと対応をしてもらえるのかどうかを確認すべきでしょう。
保険金の請求もどのようにすべきか、きちんとした窓口を確認しておきましょう。

特に死亡保険金や満期保険金などの場合は、税金もかかり受取人で支払う額も違ってきます。
後から「知らなかった」という苦情を言わないためにも、契約時には様々な確認が必要です。


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