アリアンツ生命保険〜ヨーロッパ最大級の金融グループ〜

アリアンツ生命保険は1880年ドイツに設立され、第一次・第二次世界大戦を経て国内最大の保険会社となりました。
その後も事業規模を拡大し続け、2001年にはドイツの銀行大手ドレスナー銀行を買収し傘下に収めています。

現在アリアンツは損害保険や生命保険、医療保険および資産管理や各種銀行業務などをヨーロッパ・アジア・アメリカ・アフリカ・オーストラリアの70カ国に展開し、ヨーロッパでは最大級の金融グループとなっています。

日本では1990年に損害保険害者による日本法人第1号として、アリアンツ火災海上保険を開業。
2008年には生命保険事業の免許を取得し「アリアンツ生命保険株式会社」が誕生しました。
最近良く目にするようになった「ペット保険」は30年以上の実績もあり、実は世界的なペット保険のスペシャリストという意外な側面も持っています。
もちろん、金融庁の正式な認可を受けた日本初のペット保険の販売もアリアンツが初めてです。

日本での知名度はまだそれほど高くありませんが、親しみやすいビジュアルでブランドイメージを積み上げる姿勢がアリアンツ生命保険には表れています。

アリアンツ生命保険の変額年金保険

アリアンツ生命保険は、日興コーディアル証券と2008年4月に代理店契約を締結し、第1号商品として一時払い変額年金保険「アリアンツNKクラフト」を販売しています。
この商品は、据え置き期間中の運用実績に応じて年金原資・死亡給付金の最低保障額がステップアップする「年金原資保証型」の一時払い変額年金保険です。
運用実績が好調であれば、110〜115%の範囲内の中5%刻みでステップアップするのが特徴で、一度ステップアップした最低保障額は以後下がることがないため、運用成果をしっかりと確保できます。
万が一不調だった場合にも、基本保険金額と同額が最低保証される仕組みなので、安心して長期的な投資をすることができるという商品です。

しかし、市場混乱による株価急落などで年金原資コストが上昇し、アリアンツ生命は2009年の2月からこちらの商品の新規募集を一時停止しているようです。
アリアンツ生命保険の商品は運用実績が悪くても受け取りを最低保障するタイプで、保険会社の負担が大きくかかっているのが要因です。

現在アリアンツ生命は「健全性を維持して長期的なサービスを提供するため」として、発売の再開は運用環境が好転してから見極めるとコメントしています。


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