生命保険を解約する前に考えるポイント

「勧められた生命保険だけど、毎月の支払いが負担だから解約をしたい!」と思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、生命保険の解約や切り替えには注意点もあります。
特に終身保険は払い込み期間が非常に長く、高齢時の保険料を先払いしているような商品です。
また、年齢に応じて同じ保障を得ようとすると保険料が高くなってしまいます。
その2点を考えると、安易な生命保険の解約はお勧めできません。

「保険料を安くします!」という触れ込みだけで今までの保険を解約し、入りなおすことも注意が必要と言えるでしょう。
生命保険料を安くすると言う事は、保障が減って掛け捨て部分が増えるか、保険期間が短くなって将来継続すると返って高い保険料を支払うことになりかねません。
もし高額な保障の生命保険に入ったのならば、いらない特約などを削ることで保険料が安くなることもあります。

解約する場合は、新たに入りなおす生命保険が今後支払う金額に見合ったものかどうかを見極める必要があります。
入り直した場合、貯蓄性のあるものなら『今後支払う保険料の合計』と『満期金』、掛け捨てのようなものは『ついてくる保障』と『今後支払う保険料の合計』に見合ったものかどうかがポイントとなります。

生命保険の解約〜見直しの際のポイント〜

不況の風が吹き荒れ、先行きの家計にも不安が大きくなる今日この頃、生命保険の解約は家計の負担を軽くする上でも有効な手段と言えます。
しかし、間違った生命保険の解約や見直しを防ぐためにも、ちょっとしたコツを知ることが必要でしょう。

まず解約の前に考えなければならない事は、万が一の時にどれだけお金が必要なのかを考えるべきです。
見直す際にも、「とりあえず5,000万円ぐらいもらえればいいや」と思ってその生命保険に加入したのでは意味がありません。
必要のないお金に無駄なお金を払い込む必要はないからです。

例えば具体的に自分が働けなくなった時に、どれだけの生活費が必要なのかを把握するべきです。
まずは1ヶ月にどれぐらいのお金が必要なのか、10年・20年後の子供の成長によっても必要なお金の額は変化してきます。
自分が亡くなった場合はどれだけ国や会社などから受け取ることができるのか、妻は働ける環境にあるのか…こうした今後の収入にも目を向けることが大事です。
生命保険はこうした足りない部分を補うための保障です。
解約や見直しの際にはこのような部分に目を向けることが上手な保険選びのポイントとなります。


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